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天珠の焼きについて

 天珠は瑪瑙からつくられます。
陶器のように土を練って作られるものではなく、また瑪瑙を一度溶かして
形作るものでもありません。瑪瑙から削りだし作られます。
(水晶では溶錬といって、一度溶かした水晶から丸玉などが形作られる場合があります)
そしてその後、天珠の模様を瑪瑙に焼き付けるための熱処理が行われます。
この熱処理のことを一般に『焼き』といいます。

『焼き』を使った言葉で『焼きがしっかりしている』とは、『模様がしっかり焼き付けられている』ことを意味し、
『焼きがあまい』とは『模様の焼き付けがあまい』ことをいいます。
(焼きの技法はとても難しく、それこそが天珠製法の要(かなめ)といわれるほど重要なものです)

実はペンライトなどで光を透しやすい天珠は『焼きのあまい天珠』といえます。
なぜなら、しっかり模様が内部まで焼き付けられた天珠は、地色の茶色が濃くなり、また
表面だけの焼き付けでは、内部の瑪瑙は原石のままで光を透しやすく透き通るためです。

ではなぜ焼きがしっかりしていた方がよいのかといえば、内部まで模様が染みていれば、
天珠がどれだけ磨り減ったとしても模様は永久不滅、天珠がこの世にある限り存続することに由来します。
しかし、透きとおった天珠はとても美しく魅力的です。
瑪瑙好きな私は、例え天珠の模様がなくなり、『瑪瑙ビーズ』に生まれ変わったとしても
在るがままを受け入れたいと思います。

2006/08/24 Crystalism4u
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